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セミリタイア圏内に入ってきたけど、どうしようか迷い中

映画『エベレスト』を観た感想

映画 エベレスト(吹き替え版)

一言感想。リアルで面白かった。山は怖い。

アマプラでエベレスト、という映画を観ました。

事実に基づく話で、登山家をエベレストに登頂させるビジネスを始めたはいいものの、下山中に大きな嵐に巻き込まれ……という内容です。

 

あくまで事実に基づく話なので、めちゃくちゃ大きい雪崩に巻き込まれるとか、クレバスにみんな落ちちゃうとか、そういう超ド級の展開はありません。

 

その代わりに、登頂前の下準備から実際のアタック。そして嵐に遭う過程や下山までがしっかりと描かれています。エベレスト行ったるぜ、うぇーい! と、騒いでいたプロ登山家たちが、「マジ無理……寒い……帰る……」とテンションがた落ちで帰ったり、「最後のチャンスだから登らせてくれ!!!!」という訴えに耳を傾けて判断を鈍らせたり……。

 

そういうリアルなところが、映画というよりドキュメンタリーみたいで、山登りって大変なんだな……と感じさせてくれる作品でした。

 

ちなみに同じような実話に基づく映画で、「パーフェクトストーム」という作品がありまして、こちらは漁船で嵐の中に突っ込む話だったんですが、実話に基づくと言いながら99%創作で、見終わった後「はあ……?」となる作品だったんですよね。

 

それと比べるとこっちは、ベースキャンプとのやり取りが細かくあったし、当然生存者もたくさんいるので、より実際起こったことに正確な内容になってるんじゃないかなと勝手に思っています。

 

山に興味がなくても十分楽しめる良作なのでおすすめ。