20代2000万セミリタイア(予定)のブログ

20代2000万セミリタイア(予定)のブログ

セミリタイア圏内に入ってきたけど、どうしようか迷い中

仕事を延々やっていられるモチベーションの保ち方

f:id:sazamekidori:20200909235119p:plain

仕事を延々やってられるモチベーションの保ち方

このブログではたまに書いていますが、私は基本年中無休で働いています。比喩ではなく、本当に全休した日が何年前かわからないというレベルです。


正直これは自営業にとっては珍しくないことだと思いますが、おそらく会社員の方にとっては信じられないことでしょう。今日はそのことをテーマにして、毎日働いても全然疲れないコンディションの作り方を書いていこうと思います。

一応タイトルにはモチベーションという言葉を用いていますが、やる気を出す方法、とか仕事の能率を上げる方法とはちょっと違いますので、その辺ご容赦ください。

 

 

集中する、という概念は捨てよう

学校の授業や受験勉強では毎日の課題に対して「集中しろ!」と言われますよね。なので、仕事でも一分一秒を無駄にせず、集中して働かねば! と思っている方がいます。これはもちろん素晴らしいことですし、本当にできれば最高です。

ただ、集中して物事に取り組むというのは、運動で言えば全力疾走のようなもの。普通の人はせいぜい100mで限界が来ますよね。ところが小走りや、徒歩なら時間がかかっても、5km, 10kmと進める人はたくさんいます。

受験はマラソン! なんて言葉がありますが、受験勉強がせいぜい1年か2年のスパンで考えられるのに対し、仕事は場合によっては何十年も続くものです。この期間を継続して進み切るためには、短距離走としての「集中」ではなく、人とおしゃべりしながら、しかし継続的に進み続ける「気軽さ」を持つことが大切です。

 

仕事に全力投球はよくないという話

仕事に集中して全力投球するのはよくない……とは言っても、できることなら全力でやったほうがいいんじゃないの……? ていうか、上でもそう書いてあるよね。と思った方。もちろんその通りです。

 

ただそれは、一切健康を害さず、精神的な振れ幅もなく、ロボットのように毎日100%のパフォーマンスを発揮できるなら、という話。それは現実的には不可能ですし、そのやり方を目標にすると、現実の仕事にも悪影響を及ぼします。

 

例えば仕事に毎日全力投球していた人がいるとしましょう。その人は売り上げの目標設定を「全力でやってギリギリいけるレベル」に置くことになります。

ところが、一日でもサボったり風邪を引いたり、思いがけない事務作業が入るという些細なブレで、仕事の能率は変動します。そして一日でも遅れが出てしまえば、ギリギリのスケジュールを立て直すことはできません。

 

できると言っていたものができなくなり、返すべき連絡を返すこともできなければ信用を失います。全力疾走というのは、そういう綱渡りを延々続けるという意味です。

それなら、普段の力は7割くらいに抑えておいて、多少の下振れがあっても、次の日少しがんばれば取り戻せる。という余裕を持っておくことは大事ですし、余裕からくる確実な継続性は全方位への信頼につながります。

 

「毎日の仕事に全力になる」のではなく、「余裕を持った仕事」こそが「全力」という意識を持つことで、毎日継続するモチベーションが保て、短期的な全力疾走を長期目線で追い抜くことができるのです。

 

お金は大事なモチベーション

次に大事なのはお金です。基本的に会社員が自分の仕事にモチベーションを持てない原因は、「どう働こうともらえるお金が変わらないから」ではないでしょうか?

 

しかし自営業の人は自分が努力して、より理想的な経営・運営をすることで、その成果がダイレクトに数字で跳ね返ってきます。努力が数字で見えるのは一番のモチベーションになりますよね。その点でお金というのは大事な要素の一つです。

ちなみに現代においてもお金を稼ぐのは卑しく汚いこと。と思っている方々が存在するようですが、よく考えてみてください。この世界のほとんどは「経営者」に使われる「労働者」です。

「お金を持つのは卑しい」という意識を多数の人間に持たせて得をするのは誰でしょうか?
そう、人件費を安く抑えることができる「経営者」ですね。

 

お金が必要だから仕事をしているのに、そのお金という要素を否定するのは、完全なる矛盾であり、自分は洗脳されてるアホですと言って回っているようなものです。お金が必要だから仕事をしている以上、ここをモチベーションから切り離して考えてはいけません。

自分がいかにして楽に必要なお金を稼ぐのか考えて実践し、その効果を実感することで、自然に働くモチベーションは維持できます。


会社員はどうモチベーションを保てばいい?

さて、とはいっても固定給の会社員にお金をモチベーションにしろ。というのは難しい話ですよね。毎月ほぼ定額の給料が出て、年に何回かボーナスだー昇給だーと言って、月に5千円収入が上がったり上がらなかったりする程度で、年中モチベーションを保てる人は、ちょっとおかしいと思います。

 

ならばそういう人は会社を「最低限の生活費を稼ぐバイト」と割り切ってしまいましょう。そして、上で言ったような、いかにして毎日継続し、収入を増やすか、という試みは副業でやればいいのです。

 

夜8時にようやく帰れるような人でも、色々なことを手早く済ませれば毎日数時間の時間が取れます。ブログを毎日更新してもいいし、ゲームを作ってもいいでしょう。

 

仮に失敗したとしても、その経験値はあなたの中にそのまま残り、失敗は1つの実験データとして意味を持ちます。会社の収入があるので人生においてはノーリスクな上、うまくいったら、やる気の持てない仕事を辞めて、新しい仕事に専念できます。

 

私も会社を辞める前はこうやって、何とか生きていけるだけの収入の算段を付け、見切り発車で会社を辞めました。

会社に期待が持てないのなら、それ以外のところで目標を見つけ、会社を辞めることをモチベーションに頑張る。というのも、立派な考え方だと思います。