20代2000万セミリタイア(予定)のブログ

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セミリタイア圏内に入ってきたけど、どうしようか迷い中

資産いくらからセミリタイアできますか?←それより不労所得のほうが大事って話

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投資益をあてにして生活するのは一般人では厳しい

資産がいくらあればセミリタイアできるのか。これはセミリタイアという生き方を実践したい人にとっては一番気になるところだと思います。

人によっては数百万でセミリタイアしてますという人もいるし、億単位のお金を用意している人もいる。実際、「いくらくらい」という基準を解説している人の意見もバラバラです。

そりゃ想定する生活水準や投資利回り、セミリタイア後の労働収入が違ってくるんだから、当たり前ではあるんですが、私はそもそも「資産額」という基準で、セミリタイアできるかどうかを判断するのがナンセンスなのでは? と思っています。

 

それがなぜかという話の前に、私は以前こんな記事を書いています。

zaramechan.hatenadiary.jp

この内容をざっくり説明すると、

*************************
投資資金2000万円

年間支出
生活費200万円

収入
投資による利益(5%)100万円
労働収入100万円
************************

この机上の空論でセミリタイアをスタートし、投資信託の期待リターンを毎年の生活資金に組み込んでるようだと、利益が出なかった年に破綻するよ。というものです。


年100万円の投資益を目指すなら、投資資金が6000万くらい必要……?

投資信託の期待リターンというのは、あくまで上に振れたり下に振れたりした末の平均値なので、単年で見れば結構な確率でマイナスにもなります。なのに、毎年利益が出てそれを引き出せる前提の生活は成り立たない。という考え方。

となると、投資資金をあてにする場合は、下振れリスクまで考慮した資産形成を行わなければなりません。私だったら投資金額を3倍くらい(6000万円)にして、何年か下振れが続いたとしても、1年プラス(5%で300万円)なら取り戻せる。という目算をすると思います。

しかし、6000万円は一般人からすると、相当の大金です。手元に残すのは容易ではありません。しかもそれを達成しても待っているのは月の支出が15万円+@というなんとも微妙な生活。それはちょっと味気ないですよね。

というわけで、私は「資産をいくら貯めて、いくらを投資金額にし、その利益を足しにして生活する」というのは現実的でないと思っているわけです。

じゃあ、どうすればいいのか。
生活費をカバーするストック収入・不労所得を作ればいいんじゃない?
というのが結論です。


労働収入+不労所得、投資はじっくり放置という考え方

安定したセミリタイア生活のために6000万円の資金を作るのは非常に大変ですが、よくよく考えれば生活に必要なのは、年間の生活費200万円。そのうち100万円は労働で稼ぐと決めているので、足りないのは年間100万。月8万円と少しです。

極端な話、この収入をほとんど働かずに得られる仕組みを作れば、資産0でもセミリタイアは可能です。

また同時並行で投資を行う場合であっても、上下の値動きに動揺することなく、どっしりと構えることができ、長期の運用が可能になるため、複利効果でどんどんお金が増えていきます。複利5%の運用した場合30年後に元金は4倍に)

こう考えると最初から6000万の投資資金を用意してセミリタイアするよりも、投資資金はほどほどにしておいて、月8万円の不労所得を得る努力をするほうがよほど簡単で現実的ではないでしょうか。

さらにここに1500万円の投資資金を用意し、手つかずの運用を実現できれば30年後には4倍の6000万円に到達します。こうなったら労働しなくても不労所得+下振れリスクも考慮した投資益で生活できますね。私もどちらかというとこのタイプを想定しています。

まとめ

まとめると

投資資金をあてにしたセミリタイアのハードルはめちゃくちゃ高い。投資資金はほどほどに、不労所得、ストック収入を作り月の生活費をカバーする生活を目指そう。

ということです。
じゃあ、具体的に不労所得をどう作るのかという点について……正直私は一般化した答えを持っていないので、ここは別の方のブログなどを参照していただきたいと思います。

youtube、ブログ、不動産、あと、私のやっている同人活動、と、ネットの発達した現代は最初の数年努力すれば、長く稼げる手段がたくさんありますので、ぜひ、自分に合うものを探してみてください。